Summer Reading ZINE 2024

茹だるような暑さに浸かる季節は苦手だけど、このフェアに携わってからは毎年、大切な時間として過ごすようになりました。
サマーリーディングフェアは6年目になりました。干支を半周し、毎年出されるZINEでは個人的にレコメンドした本だけでもなんと40冊弱。読書日記の分を足したらどれくらいだろうか?それどころか、今までZINEで紹介された書籍の累計は一体どれくらいになるのでしょう。今度数えてみようかな。

出役で活躍されている皆さんや、憧れの書店主さん、読書家のロールモデルと呼ぶに相応しい偉大な方々に囲まれて、私は「君はそもそも何をされてる方なの?」枠だな、と思うこともしばしばあり、緊張感を抱きながら参加してきましたが、このZINEが纏う不思議な懐深さに何度も救われながら、気づけばそんな気分も随分と緩和され(笑)、今年も自由に選書させて頂きました。
読書を通してどこかで誰かと交差する喜びを感じながら、多忙のなか今年も形にしてくださったさおりさんと澄礼さん、携わって頂いている方々、読者の皆さんに心より感謝を込めて!
この夏もすばらしい一冊との出会いが貴方に訪れますように。