【Nostalgiaにて】掲載のお知らせ

世田谷区・三軒茶屋の書店twililightのウェブマガジンで、me and youなどでご活躍されている竹中万季さんの連載「Nostalgiaにて」から取材いただき、思い出の江東区・住吉周辺を歩いて、懐かしの景色に触れながら万季さんと会話を巡らせています。

🕯️twililight web magazine – Nostalgiaにて
第2回「小名木川クローバー橋で待ち合わせて」東京・住吉/中国・深圳
📷🖋️maki takenaka 竹中 万季

東東京の街の景色、学生時代、姉歯事件やマンションのこと、
船旅とパレスチナ、政治と都知事選、映画「PERFECT DAYS」に思うこと・・・。
万季さんとはいつもいろんな話題を共有できることもあって、
場所を移動しながら、とりとめなく話題が展開しています。
(まとめるの、きっと大変だったと思います・・・!)

万季さんが長らく暮らしていた三軒茶屋の記憶を辿る連載『わたしを覚えている街へ』
一介の街好きとして連載当初から楽しく読んでいたので、今回お誘い頂いて、とても嬉しかったです。

私自身は物心ついたころから地元らしい地元がある、ということに対して憧れというか羨ましさみたいなものを抱いていて、それは自分自身が根無草と言って遜色ないほど…転居が多い(東東京だけでも6区は住み替えている)からこそだと思う。見方を変えれば身軽だが、寄る辺のなさがある種の自立心を強いたし、同時に土地や拠点を持つことへの焦がれにもなっていて、自らのアイデンティティ形成に大きく寄与された自覚があります。どこにいてもよそ者根性が染みついているというか。そんななかで帰属意識があるとすれば、それは江東区なのだろうなと感じる取材でした。

次回は深圳で暮らしていた頃の話題を。深圳で暮らし始めたのは10歳からなので、まだ日本人学校もなく、ハイテク集積地どころか幹線道路を整備している時期でした。こちらはまた、公開次第あらためて。