#61 深圳で暮らした日々。愛国教育、深圳日本人学校のこと。

深圳・南山で発生した痛ましい事件。報道や過激化するSNSのコメントから、多くの誤解や、憎悪の応酬に事件を利用されることを強く不安に感じています。

2002年から現在に至るまで、人生の節々で深圳・南山/蛇口を拠点に生活していたこともあり、あの頃の深圳の現地校と日本人補習校で学習していたリアルな体感や経験談、中国人同級生達の反応、当時の生徒目線で2007年に深圳日本人学校ができるまで・・・

深圳と日本の関わり、事件翌日に現場に足を運んだ母から見聞きしたことなど、混乱のなかうまくまとめられないまま話している部分も多く、深圳での生活もほんの断片しか話せていませんが、それでも少しでも広がっている印象とのギャップや実際の空気感が伝わればと願っています。心からお悔やみを申し上げます。

今回感じたことは日を改めて、もう少し気持ちや内容を整えてから「当時・現地の日本への見方について」「愛国と歴史教育、反日教育」「狭間に生きる人々」「事件について」についてまとめたいと思います。